牛久沼たまやボートサンデートーナメント「デプスカップ」で3位入賞

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この週末は牛久沼たまやボートさんのサンデートーナメントが開催されました。デプスカップということで先週のH1に続き、ご挨拶もかねてお邪魔してきました。

午前5時半、たまやさんに到着しオヤジさんにご挨拶に行くと、「はい、大場さんね。6300円になります」といわれ、頭の中にはハテナマーク、理解するまで少し時間が掛かりました。デプスの担当さんからはせっかくだから釣りしてきてくださいと言われていたのですが、ガチで参戦ということなんですね。幸いにも先週から車にライブウェルを積みっぱなしだし、トーナメントは嫌いじゃないしね。ということで慌てて仕度をしてみなさんと同時にスタートしました。この大会はHPでちょいちょいチェックしているんですけど、毎回みなさん釣ってくるんですよね。牛久沼は今年は2回プライベートでお邪魔しているのですが、どちらの釣行もどっちつかずでデコ。1回目はラトルトラップで掛けたのが唯一のバイトです。どっちつかずと書いたのは、撃つか巻くかということね。その変の反省も踏まえて、状況判断力を念頭に置いて釣りをしてきました。

桟橋からハスのトレールを抜け右にいけば上流、左が下流です。39人のうち半分以上が左にいったように見えました。たまやのある東谷田川を下り本湖に出れば西谷田川に入れます。そう、左に行ったボートの大半は西谷田川を目指していたんですね。あとから常連さんに聞いた話しによると、秋は西谷田川のほうが魚に触れる確率が高いらしいです。ただし、サイズはまちまちで、なかなかビッグフィッシュが混ざらないといっておりました。そんなことを知らずに僕が目指したのは東谷田川の上流方面。誰よりも長く釣りをして手数を増やすつもりで、たまやと塚本の間に絞りました。スタート直後は曇天で適度な風も吹いていたので、沖の島やガマの張り出しにマツバズやミニブロスを通して様子を見ました。牛久沼ってよくマッディウォーターと表現されるけど、僕の中ではせいぜいステインな印象が強いんですけど、この日はいつになく濁っているように見えました。

モーニングバイトを狙いながら巻きつつ、いいスポットは撃つという釣りで2時間が経過しました。「このままだと前回と同じだぞ」と自分に言い聞かせ、撃つほうを選択しました。理由は単純に朝のいい時間帯に巻いて反応がなかったこと、外側の水があまりよくなかったことです。ウェイトを小まめに変えながら水深とカバーの濃さから行き着いたのがブルフラット3.8インチの5gテキサスリグ。もっと重いほうが圧倒的に入れやすいけど、枯れたガマがマットアップしていないから、意外と軽くても入るんです。水深も浅いところは30~40cmしかなかったので、ブルフラット特有のスライドフォールを活かすならこれくらいかな、っていうのが5gでした。

撃ちはじめてまもなくすると太陽が出て沖ではベイトフィッシュがピチャピチャ跳ね出しました。え、沖で巻いたほうがいいの?という意識もありましたが、20ポンドフロロで狙って入れる釣りが楽しいこと。風上にボートをポジショニングして風で中に押されたら、あとはガマを手で引っ張って中へ入っていきます。おかげで手が傷だらけになったけど、僕の中では大事な部分。もちろん魚探のスイッチもオフにします。ガマの外、中、奥と撃ち始めて最初のバイトは外でした。あわせる間もなく離してしまい、その周囲をブルフラット3インチのヘビーダウンショットやチャター、スピナベ、クランクを巻きましたが何も起こりません。ただ、ブルフラットに反応することが自信につながり撃ち続けることができました。

10時半までワンバイトしかなかったけど、まあ牛久沼だから珍しいことではありません。その頃からさらに日差しが強くなり、「より奥」を意識して撃つようになります。直後、牛久名物のブタバスがヒットしました。あまりの太さに1700gくらいあるように見えましたがアゴをつかんでみると妙に口が小さい。これって43cmくらいしかないのかな?ラインを結びなおし奥を撃っていくとポツポツとバイトはありますが、最初と同じようにすぐに離してしまいます。「ワームが合っているから食ってくるの?それとも合ってないからすぐに離しちゃうの?カラーが気にくわないのか?」と、最後まで暗中模索しながら帰着時間を向かえることとなりました。

それにしても牛久ローカルの方々は勉強熱心だな~と関心させられました。上位の方の分析力もそうですが、ノートをとる方、表彰式の後にわざわざ僕に質問をしにきてくれた方々もそうです。あの姿勢は僕も見習わないとなと感じさせられました。そうそう、今回がデプスカップということで、わざわざデプスルアーをたくさん買って挑んでくれたアングラーいましたよ。サカマタシャッド8インチで寸止めUターンがあったと言ってました。次回はぜひやらかしてください!

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41cmしかないのに1510gもある東谷田川のコブタ。周りが釣れていなかったため、この1本で3位に。ルアーはブルフラット3.8インチ。ロッドはスペックルレーサーGPにFCスナイパー20ポンドです。

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優勝の方は西谷田川でノシンカーとバズベイトって言ってたかな。3年ぶりの優勝だったみたいです。おめでとうございます。

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朝のコンビニで遭遇した越川さん(左)にボート屋まで先導してもらいましたw 右は暫定1位の生江さん。39人中25人がウェイインという釣れる大会だったみたいです。いや~、本当に楽しいトーナメントでした。参加者の皆様、オヤジさん、ありがとうございました。また機会があったら参加させてください。

 

余談ですが、最近よくサイズキーパー制度について考えさせられます。今回の大会もそうでしたけど、バスを守る意味も含めてキーパーは設けたほうがいいのかなと思います。なにも5cm単位で区切る必要もないので、例えば亀山なら27cmとか、相模湖なら23cmとかね。そのフィールドでもっとも個体数の多いサイズに設定することで、もう少しバスを守れるんじゃないかな。

 

 

 

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