惨敗の牛久沼たまやボートDEPSカップ

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この週末は牛久沼で開催されたたまやボートのDEPSカップに参戦してきました。先月の悔しさをバネに2日間のプラクティスも実らず結果は8位でした。

ノリオ師匠とプラクティス

一週間前の日曜日にノリオ師匠から電話がありました。

田辺「原稿終わった?水曜日どっか行かない?フサる?」

僕「水曜日は空いてるんですけど牛久にプラに行こうと思ってるんです」

田辺「牛久か~。テストしたいルアーがあるんだけど、牛久でも見えそうだからいいよ」

という運びで、ノリオ師匠と牛久に行ってきました。先月の横井さんのビッグウェイトを記録した上流のハス畑が気になり、ノリオ師匠はクリスタルSシリーズやフラチャットを巻き、僕はソフト系で探ります。一ヶ月前よりはだいぶハスも枯れ、それに対応すべく用意したデスアダージャンボカーリーがイメージどおりで、ズルズルやってると早速バイトが!

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1400~1500gはありそうな牛久のブタさん。ハードボトムとハスの張り出しで1/2オンスキャロを引きずってグググンと入りました。キャロにすることでノーシンカーのふんわりした静の状態、シンカーが引っ張られたときのスイミング、それにシンカーがストンと落ちるときの動のアクションが生まれるのがいいんでしょうね。ライトテキサスでも2回バイトがあったけど、どちらもフッキングのタイミング前に離しちゃいました。ハス畑でジャンボカーリーがいいのは、ハスの茎に絡んでもそれを激しく動かすことなくスルリと躱せる点です。スローでもテールがヒラヒラ動くんですよね。7インチと聞くとオーバーサイズと思われるかもしれませんが、細身だから40cmくらいでもしっかり食ってくれますよ。その代わり、しっかり送り込んでからアワセないとスッポ抜けがちです←経験済み

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キャロのリーダーは70cmくらい。これ以上長いとシンカーが先行して投げづらいし短すぎてもふんわりを演出できません。メインラインはサンライン/シューターFCスナイパー20ポンド、リーダーは同16ポンドです。ハスの茎はバスの歯みたいにザラザラしているのとフッキング時の伸びによるミスを考慮してメインラインを太くしました。PEという選択肢もあったのですが、このパターンが崩壊した時に他のルアーを扱いにくいかなということでフロロに落ち着いたわけです。ロッドはサイドワインダー/HGC-70HFバレットショットです。

 

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ライトキャロは3/16オンスで、主にショートディスタンスでピンスポットを狙うのに使いました。ロッドはスイープなフッキングと投げやすさを考慮してゲインエレメント/GE-68MHRカバーゲームエレメントを使いました。これでパラガマも通してみたんですけど、これまた茎に絡みながらもツルッと躱していい感じでしたよ。牛久の常連さんにはぜひ試していただきたいワームです。牛久沼みたいなブラックウォーター系にはジューンバグ!がマイフェイバリットなんですけど、デプスのジューンバグは絶妙な透け感があってマッチします。とくにこれからクリアアップしていく季節には効くんじゃないかな。

 

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ノリオ師匠がファストムービング系を引いてくれたので助かりました。日曜日の天気予報も晴れだったので果たしてこの天気でも食うのかってところが気になってたんですよね。ハス畑を釣った後は、ノリオ使用はテスト。「これで釣れたら楽しいよな。牛久でもアリだろ、これは」と、いつものように少年みたいに楽しんでましたよ。

 

本番前日のプラクティス

先月の大会ではビッグフィッシュ賞はとれたけど、常連さんたちに大敗を喫したこともありもっと練習したかったのですがお仕事やバスクリニックのご予約を頂いていたため大会前日に牛久に入りました。水の色、水位はほとんど同じです。水曜日は魚探がなかったため水温は不明ですが、朝の冷え込みで多少は下がったと推測できます。「土曜日はバックアップを探して、ハス畑はやらないほうがいいんじゃない」とノリオ師匠に言われたのですが、やっぱり気になるので行ってみました。もちろん、バイトがあってもシェイクオフする予定だったのですがまったくバイトがありません。インサイドではマブナが水面でプチュプチュしていたけど、水曜日はどっさりいたサギもいないし芳しくありません。こりゃまいったぞということで、カバーの魚を探してみるとあっさり800gクラスと1200gクラスが釣れちゃいました。どちらもカバーの最奥という共通性があったので、これはこれでアリと気分を落ち着けました。

 

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カバー撃ちはデスアダーホッグ4インチの1/2オンステキサスです。土曜日はFCスナイパーの22ポンドを使っていたのですが、本番は25ポンドにリスプールして使用。フッキングと同時に抜き上げるくらいの気持ちじゃないと取れないカバーだったんです。大きいほうは近くに他の人がいたのでこっそりリリースしました。

 

いよいよ本番

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さて、本番です。打倒、横井さんと高橋さんのスーパー常連コンビ!スタートと同時に両雄は東谷田川を上流方面へ向かいます。ん、やっぱりハス畑かな? 僕も上流のハス畑には入る予定ですがもう少し水温が上がったタイミングのほうがベイトが動くと読んでいたのでゴージャスカバーから釣りをスタートします。リグはもちろんデスアダーホッグテキサスです。

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撃ちはじめてすぐにカツンという金属的なバイト、と同時にラインが走ったのでライギョとわかりつつも体が勝手に動いてアワセてました。そういや先月の大会でも2本釣ったんだよな~と不吉な予感が脳裏をよぎります。とにかく最奥カバーをラン&ガンしていくと8時前に600gクラスをキャッチすることができました。まさかのサイズにハテナでしたが、2kgクラスを1本キャッチすれば優勝に絡めるかも、と言い聞かせライブウェルに収めました。その後しばらくバイトがなくいよいよ本命エリアに入ります。同じタイミングで高橋さんがハス畑から下ってきました。なんと、高橋さんがノーフィッシュ。こりゃ、やっぱりハス畑はないのか!? 前日にマーキングしたピンスポットに入り少し離れたポジションからキャロを引きます。茎を乗り越えストンとシンカーが落ちふんわりからチュルチュルチュル~スイミングを頭の中でイメージすると釣れる気しかしませんw が、そんなハッピー思考は長く続くわけもなくインサイドでジャンボカーリーのライトテキサスを沈めたり、B-カスタムチャターを巻いてみます。「このエリアにはバスがうじゃうじゃいるよ」というノリオ師匠の言葉を信じて2時間ほど粘りましたがギブアップです。

残り時間は3時間ちょっと。僕に残されたのはスピード重視でカバーバカ撃ちゲーム。1投5秒のペースでとにかく手数を増やします。11時前にようやく2本目を引っこ抜くもこれまた500~600gクラス。東谷田川は僕のイメージでは魚がデカイという印象だったのですが……。実際のところ、これまでに東谷田川で釣った最小2本かもしれません。帰着まで1時間となったところで撃ち尽くしてしまいたまや前のハス畑に入ります。じつは水曜日にここでもジャンボカーリーにバイトがあったんです。ですが皆さん考えることが同じようで、見渡すだけで10艇以上が浮いていました。なんとかあと1本。そう願いつつギリギリまで粘りますがタイムアップ。ちっくしょ~。img_4873

土曜日の時点で残り3本になってしまったデスアダーホッグ4インチのサクラベビー。「3匹釣ればいいんだから、3本あれば平気だろ」と言い聞かせて撃ってましたが、最後の1本になるとドキドキですねw やっぱり前日から釣れてるカラーなので信頼できるんですよね。バスにしてみればブラックブルーでもグリパンでもいいのかもしれないけど。

 

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優勝はなんとまたもや横井さん。これでたまやトーナメント三ヶ月連勝らしいです。8月がビッグエスケープツインで9月がチャター、そして今回は上流ハス畑でスピナーベイトだったらしいです。え、上流ハス畑!? マジか~。「バスがうじゃうじゃいるよ」というノリオ師匠の言葉を再び思い出すことになりました。僕は2本で1150gでまたもや惨敗です。これまで牛久の大会は準優勝、3位、5位と相性がよかったのですが、なかなかうまく行かないもんですね。

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デプスからはブルフラットやバルビュータ、コリガンマグナム、ボックスにタオルの他にサイドワインダーまで提供していただきました。これには皆さんも大満足で、わざわざ僕にお礼をいいに来てくださる方が多数いらっしゃいました。こちらこそ、ありがとうございます!なのです。

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デプス商品は僕がじゃんけんをしていたため何もいただくことはできませんでしたがw たまやさんの協賛品をたくさんいただきました。先月の分も含めると飲み物だけで10リットルオーバーですwimg_4860

大会の後は常連さんたちと暗くなるまで会話に混ぜてまらいました。上流を見切ってしまった自分に反省しつつ、自分には釣れない魚だったかもな~と思いながらリベンジを誓うのでした。参加者のみなさま、たまやボートさん、そして奥村社長、ありがとうございます!

 

 

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