今回のバスクリニックのテーマはブルシューターJr.といまの亀山

IMG_6346 この日曜日はバスクリニックで亀山に行ってきました。上の写真は今回の患者様新井さんです。 バス歴は長く、最近はH1グランプリや鋼派といった縛りトーナメントにも参戦する新井さんのお悩みはブルシューターJr.の使い方。なんでも昨年のH1グランプリのオークションでブルジュニを落札したらしく、そのボックスを見せてもらうと奥村さんのサイン入りw こ、これ使っちゃっていいんですか?「いいんです」ということで、早速水温に合わせたチューニングから開始です。タックルバランスもキャストもいい感じです。S字系にはあまり馴染みがないようで、スピードやいいS字の条件などをレクチャーさせていただきました。開始早々、有望箇所でバスがギルを捕食している現場に遭遇。まさにブルジュニDAYかな、なんて思いましたがそんなに甘くはありません。ここ数年の亀山では5月中旬~6月中旬がギル系ルアーに一番反応がよかったのですが、この日の反応はいまいち。というより、人が多くて入りたい場所に入ることができません。こりゃ参った。せっかくなのでバスも釣ってもらいたいところです。「いや、僕はどうせ釣れないんで」。ライトリグが得意な新井さんは口癖のように何度もこう言ってました。鋼派やH1に出るのは「デコっても『ライトリグを使えば釣れたのに~』って言い訳できる」ところがいいようです(笑)。ちなみに6月21日の第3回F1ケロケロGPにもエントリーしてくれたらしいです。こんな具合に船上は終始笑いっぱなしでクリニックが続きます。

本湖まで行くも、やはり有望箇所にはほとんど入れません。ならばちょっくらバス釣りますか。ご持参されたタックルでは若干弱すぎのため僕のスペックルレーサーに新井さんのリールを装着し、崩落跡やカバーではブルフラットを投げてもらいました。するとすぐにバイト。んが、すっぽ抜け。すぐに2回目のバイトがありアワセるとブルフラット4.8だけもって行かれました。「いいんです、どうせ僕には釣れないんですから」と、お決まりのセリフw 夕方になるとだいぶ人も減ってきたので、有望箇所に戻ります。見えない立ち木にブルジュニを投げてもらい、ぜんぜん違う場所に投げた僕のブルジュニに45~46cmクラスがヒット。残念ながらポロリしてしまいましたが、ここから新井さんの目つきが変わり集中力がUPしました。ブルジュニの操作方法で大事なラインの使い方もかなり上達しています。釣れる動き出てますね~というと、案の定すぐに45cmクラスが姿を見せました。「あ、きてます、きてます!」。そしてハフ!キスバイトしてきました。が、すっかり見とれちゃいましたね。もう一箇所のブルジュニ場では50cmクラスがフラーと出てきてハフっとしましたが、こちらも本気食いならず。すると例のセリフがw もう一箇所だけブルフラットで釣れる場所があるので、そこで終わりにしましょうと入った崩落で、本当に最後の最後に1本キャッチしてもらいました。サイズは期待するものではなかったですけど、本来の目的であるブルシューターJr.の使い方は、完璧とは言えないまでも、釣れる操作はマスターしていただけたのかな。 6月のハードベイト縛りトーナメントでいい結果が出るといいですね!

IMG_6351 「あ、きました。お、食った!」 。この釣りはトレースコースにもコツがあります。そのコースを新井さんは自分で見つけとうとうバイトさせるまでの域に達しました。

IMG_6362 ここ最近の亀山はギル系ルアーを投げている人が増えてきたので、変化球も用意しないとなりません。右のフナは友人に依頼してリペイントしてもらいました。

IMG_8609 フェザーフックもカラーや長さによって反応が変わります。とくに長さは動きの調整にもなるので重要ですね。この日も3種類をローテーションしました。

IMG_6353 文字通りラスト1投にキャッチしたブルフラット4.8フィッシュ。もう「どうせ僕は釣れないんで」と言わせませんよw ケロケロでもぜひ釣ってくださいね!

IMG_6371 僕が亀山で使うタックルです。 ブルフラット3.8&4.8ライトテキサス(写真上) ロッド=サイドワインダーHGC-65HF/GPスペックルレーサー リール=TD-Z103H(ダイワ) ライン=シューター・FCスナイパー18ポンド(サンライン) ブルシューターJr.(写真下) ロッド=サイドワインダーHGC-67XR/GPアウトクロス リール=TD-Z103H(ダイワ) ライン=シューター・FCスナイパー16ポンド(サンライン) ブルフラットにはバレットショットもいいのですが、亀山はオーバーハングが多く、また、ボートも小さいのでショートロッドのほうが取り回しが楽なんです。まあ、僕の身長が168cmしかないってのもあるんですけどね。

同じ理由で、ブルジュニやカワシマイキーもアキュラシー重視でアウトクラスを使います。オープンウォーターならボアコンストリクターのほうが飛距離も出るしやりやすいかもしれないですね。ブルフラットのラインは、20ポンドだと安心なんですけど太い分、操作性が若干落ちます。かといって16ポンドではカバーに入れるの不安なんですよね。FCスナイパーにはその中間がラインンアップされています。強度面も安心だし、操作性もまったく気にならないから、ものすごい重宝しています。

 

 

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