昨日の続きでちょいと亀山のアカガエルのお話しを。
「亀山っていったら厳冬期のカエルパターンですよね?」ってよく聞かれます。とくに亀山とは無縁の、西日本の人ほどそういった印象を持っているようです。僕自身アカガエルパターンといえるようなハマり方を経験したことありません。ですが、冬の雨の日にカエルがよく鳴いているのは事実だし、冬のシャローで釣ったバスの口にカエルが入っているのも見たことがあります。
アカガエル≠フロッグゲーム
「アカガエルの産卵期だからフロッグを使う」と思われる方が多いと思いますが、僕の考えは違います。単純にフロッグゲームが好きっていうのもありますが、亀山はルアーの侵入を拒むオーバーハングが多く、他のルアーが入れにくいというのが最大の理由です。できればトレブルフックのルアーを入れたいものですが、水面のゴミもそうだしトレブル仕様のプラグではスキップもしにくいですよね。もちろんウェイテッドフックを使ったワームやジグもありなんですけど、フロッグを使うもうひとつの理由は止められるということです。これまで冬に釣ってきたフロッグフィッシュのずべてに共通するのは、3秒以上のロングポーズを入れることです。真夏のように落ちパクは一度も経験したことがありません。つまり、水面直下で待ち構えているのではなく、やや深いレンジからスーッと浮上してくると思うんですよね。いろんな要素を踏まえて扱いやすいのがフロッグというわけです。なかでもバスタークはスキップしやすく、移動距離を抑えつつもポッピングによるアピールが安易という理由から出番が多いんです。欲を言えば、グランドスリザークのようにグランドバスタークがあるといいんですけどね。キムケンよろしく!
アカガエルのイメージ
フロッグ以外ではどんなルアーがいいのだろうかと考えると、単純に言えばバルキーなもの。その代表はやはり大きめのトレーラーを装着したジグやブルフラットなのかな、と。とくにブルフラットは脚を半分たたんだ状態のカエルっぽく見えませんか?僕の目が都合いいだけかもしれませんが、なんとなーくそんな気がします。冬の亀山でアカガエルが水面を泳いでいる姿を見たこともないし、雨で流されたカエルをバスが食っているとすれば沈むルアーのほうが自然ですよね。あ、これを書いてて思い出したんですけど、旧吉野川の水路で明らかにカエルを待ち受けて食っている場面に遭遇したことがあります。人が歩くとそれに驚いてカエルが水に飛び込むんですけど、それを待ち受けてるのかな。おそらくトノサマガエルの類だと思うんですけど、実際に捕食されるシーンも目撃しました。そこでブルフラット4.8のノーシンカーを水面でカエルっぽく平泳ぎのごとく操っているとボッコーンと派手に食ってきたんです。あれは衝撃的だったな~。
原稿執筆で完全にタイピングのゾーンに入っている勢いで書きましたが、現状は産卵を控えたカエルのごとくウズウズしているだけです。やることいっぱいで皆様の釣果報告だけを楽しみにしております。天気予報では日曜日の最高気温が19℃! 何年か前の2月の平日みたいですね。ササクレくんがジャバロンでいいの2本釣ってたり、マサヤくんもオリキンも狙い撃ちしてたっけ。うろ覚えだけど午前中の降雨時だけ確変モードだったような……