昨日は今年二回目となる亀山ダムへ。極寒のなかTrust myself ! でようやく初バスをキャッチできました。
年明けは予定していた取材が変更になったりしてあたふたしておりました。例年なら1月3日はおりきさわボートの大会なのですが、今年は上流部の浚渫工事が予定されているとかで開催されませんでした。そんな事情もあってオリキンが身内の大会に誘ってくれたんですけどノーバイトで終了。翌日からは岡山ロケ&執筆ウィークが始まり、ようやく昨日リベンジ釣行することができました。朝はマイナス3℃、走行中にウィンドウォッシャーを噴射したらフロントガラスがみるみる凍りつき冷や汗が出ました。
11月から不釣(不調)が続いており、いまいち状況がつかみきれず瞑想しておりました。11月12月の状況からして、確実にシャローにバスはいるはずと読んで、毎度のことながらシャロー勝負メインで進めていきます。普段はあまりやらないエリアを中心にカバを撃っていきます。
午前中は押切沢に入りパワーフィネス。ブームスラングとPEのスモラバカバー撃ちについても今度ブログでアップする予定です。
コイもヘラも浮いてたけどバスの姿は見えません。タイミング次第では冬でもぽっかり浮いてるのが見えるんですけどね~。
押切沢に3時間ほど費やすも何も起こらず本湖を後にします。先週降ったらしい雨の影響で、出船時はおりきさわボートから白鳥島まで濁りが入っていたのが、チャイムが鳴る頃(だから11時半か)には藤林近辺までチャイ色ウォーターが下ってきました。「このまま理由なくカバーを撃っていてもくじ引き的要素が強いし、じゃあ次の一手はなにさ?」と自問自答。バスの浮いてる姿は見えないけど、見えるか見えないかのレンジにはいるはず。スイミングジグでは早いだろうな~、トップに出るほど活性も高くないしスローなゲームするには時間が足りないぜ、などなど考えながらたどり着いたのがジャークベイトです。そういえばアメリカではコールドウォーターといえばシャッドラップやジャークベイトって定番だしね。もちろん水の色やバスのレンジが合致しての話しですけどね。ボックスからバリソンを出そうとしたらフォローティングしか入ってないじゃないか。あ、サスペンドはあの時の釣行用に別のボックスに移してしまったままか。ボックスの奥で「僕のこと忘れてないかい」と言わんばかりに訴えかけていたのがフラッシュポインターでした。
海外通販でお試しBUYしたやつか?クラシックの時、T.O.から撮影用にもらったやつか? う~ん、ま、いいか。
いずれにせよ初め使うジャークベイトだったので勉強も兼ね彼を結ぶことにします。朝よりは幾分透明度も増した感じだけど、それでもいつもの亀山よりは濁っています。でかバスが浮きそうな地形の垂直岩盤でジャークしているといきなりゴンッ!「やらかしたか!!」と思った直後に生命感が抜けます。アタリ方も引きも不自然だよな~っ。案の定でっかいウロコがフックについてました。
一瞬だけアドレナリンが出ましたw その重さと突っ込み方からなんとなくバスでないなとは思いつつバスであることを願ってみたりww #6フックよりも大きいじゃないか!
帰着時刻まで1時間くらい。気になってたエリアにオカッパリがないことを願いつつコーナーを曲がります。じつは1月3日にものすごいベイトフィッシュのスクールを、バスかマスが追い回している姿を目撃したんですよ。ワカサギかオイカワかワタカかよくわからなかったけど、それはそれは衝撃的な光景でした。よしよし誰もいない。ベイトフィッシュも映ってるぞ。久しぶりの本気ジャークベイトをビッシビシ叩きまくります。にもかかわらず続けられるのはPCPのリストカール効果かも。PCPというのは僕が今年から通っているパーソナルジムなんです。
そうそう、PCPといえばオーナーでトレーナーの吉田さんは今週末に横浜で開催されるジャパンフィッシングショーでセミナーをされるそうです。詳細なスケジュールは聞いてないのですがジャッカルでは川島勉さん、エバーグリーンでは関和学さんと講習するようですす。関和さんはさておき、カワシマイキー兄さんが飛ばしすぎないか心配w 釣りのテクニックもいいけど釣りに合ったフィジカルトレーニングの講習は価値があります。吉田さんも生粋のアングラーだからこそ、身体の使い方を的確に教えてもらえるんですよ。PCPについてはまたの機会に。
ということで場面を亀山に戻します。帰着1時間前、オカッパリ、コーナーを曲がるというキーワードで常連さんはわかるでしょうね。はい、長崎です。護岸されていてボートエリアが小さいことにくわえオカッパリやヘラ人が多いことから見落としがちなんですけど、じつは大きなクリークマウス的な場所なんですよね。そのマウスのど真ん中、着水してから2回だけリールを巻き2回ジャーク&1秒ポーズを繰り返すこと3回、ついにきた!食った瞬間は明確だったけど巻いてみると生命感が微妙。「ん、ニゴイ!?」 テールフックがボディに掛かっていたため抵抗できなかったのね。
長さ的には40cm前後、自慢できるサイズではないですけど、狙いどおりだったので価値的には十分です。久しぶりにバスにキスしちゃいましたw 言うまでもなく、帰宅して真っ先に探したのはバリソン100SP入っているボックスです。
バスを釣るためには常に「なぜ?」を忘れてはいけないことを再認識させてくれる初バスでした。