2週間前の下書きですの続きです……
明日からJBトップ50北浦戦が始まります。僕も仕事で現場に行きます。その後はDVDロケやら編集やら執筆やら、目まいがしそうな日々が続く予定です。ということで、ラストチャンスを求めて亀山に行ってきました。前回の亀山釣行では「君たちいつもどこにいるのよ?」っていうくらいの50cmアップを目撃しました。そうそう、55cmクラスがアイウェーバーをついばんだりもしてきたんだったね。例年なら冬の間に脱50cmアップなのですが、今年はまだ釣っていません。それどころか連敗続きで長い冬となりました。ニュースライドスイマー250も送ってもらったし、オリジナルサイズのブルシューターではバラシたものの、過去にロクマルの実績もあるし、いっちょ狙いに行くか!と相成ったわけです。この日は晴れ予報ということもありソリッドセッターをスタメンから外し、その代わりにヒュージカスタム81を導入しました。おりきさわボートに着くと第2駐車場まで満車。写真方式により大会をやっていたようです。出船したのは10時ちょっと前。プリスポーンのメスが浮きそうなスポットだけを流しながら下流へ向かいます。前日、前々日の雨の影響でしょう。ベッドフィッシングを拒むいい濁りが入っています。カラス宿を軽く流し、大橋、のむら桟橋に立ち寄り下ります。濁りは藤林あたりからマーキーに変わり押込橋あたりは通常よりも少しだけ色づいていました。目指していた月毛沢には先行者もなく、エレキの速度を20%まで下げて進入します。「いたいた」。遠目からでもはっきりバスとわかる魚体は優に50cmを超えています。さっそくボートのポジションを確保して250を3~4m右奥に投げます。が、一瞬で沈んでしまいました。まあ想定内です。どんな状況下見極める意味も含めて、ボート墓場の1艇になるべくエレキで固定して魚探の電源を切ってしばらく座っていました。すると最初に浮いてきたのは無数のブルーギル。例年なら20cmオーバーのギルがチラホラ浮き出す頃だと思うのですが、今年はそれよりも小さい15~20cmクラスの活動が早い印象があります。20cmクラスのギルには背中にでっかいマスバリが付いている固体も見えます。そういえば昨年あたりから一部でエサ釣りが流行っていると聞きますが、とくに月毛と水産センター周りではハリ付きギルを目撃します。
ルアーも投げずに弁当を食べながら観察していると50cmアップが1匹2匹と浮いてきました。やっぱり姿を現さないだけでいたんだ。50cmを超える太いのはメスなのかな。それらしい場所に寄り添うように浮いてます。45cmクラスの細めの固体は時折ギルを追い回します。ワンドの奥のほうではたまに捕食音も聞こえました。ブルフラットを入れてみるけど無反応です。フロッグやブルJr.などいろいろやってからスモラバまで投入しましたが無反応。プレッシャーという言葉で簡単に片付けることもできるのですけど、決してそれだけじゃありません。僕のアプローチやルアー選択もそうですけど、一番は捕食よりもスポーンに対する行動が勝っているのでしょう。この後も水産センター方面に向かうも状況は同じでした。確か当日に「ブルフラットで不本意な釣れ方」とツイートしたと思うのですが、それはカバーを撃っているときにボイルが起こって、そのボイルで40cmくらいのが釣れたのです。タイミングとアプローチが合致した、アクシデントによるバスだったのです。もちろん釣れたときは気持ちよかったんですけどねw
ということで、下書きの続きを書き上げた今日は自宅で仕事です。しばらく釣りにはいけそうにないので、このタイミングで愛機をオーバーホールに出しました。T.D.-Zのパーツもいよいよ在庫がなくなってきたみたいで、もしかしたらこれが最後のOHになるかもしれません。T.D.-Zが使えなくなったらどうすればいいんだろう。