ノリオ師匠と亀山ダムで濁りパターンを検証してきました

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牛久大会の翌々日は急遽、田辺哲男師匠と亀山イン。すでに発売されているバサー11月号田辺道場の検証も兼ねて雨を狙いに行ってきました。

テーマは「濁りのプライムを捉える」ということで、真っ先に向かったのは猪ノ川上流。スタートした野村ボート付近は通常の水色で、遡上とともにじわりと水に変が現れ、同時に水温もぐんぐん下がって行きます。その差はじつに6℃。さすがにこれはきついか、と話していると僕のバスタークに控えめなバイト。普段はスルーするドシャローにもバスが入っているではないですか!この一発を機に、さらに上流を目指します。

「いたよ!」とマグナムクランクで連発させる師匠。ここまで一気に水温が下がっても食ってくるバスがいることに感嘆しながら最上流まで上がります。僕の方は、バスタークに出るもののしっかり食い込ませることができず苦戦。ポツリポツリ反応はあるけど、やっぱり秋の冷たい雨はパワー不足ということを実感。医院下方面の濁りが気になり最奥を目指すも、こちらは通常の水色で早々に見切ります。

田辺「どうする?」

僕「たまには小櫃川上がってみますか?」

ということで、プールを目指します。適度な濁りは入っているけど、ボイルが起こるわけでもなく微妙な感じ。バンク沿いに投げた僕のギルルアーに背びれを出しながら、まるでシャチのように50cmアップがバイトしてきましたが、これまたしっかり食わずにスっぽ抜け。じつはこのギルルアーはこの日が初導入で、「見るからにフッキングしなそうだよな~」と話していたんです。しかし、ここにもバスが入っていることを確認すると師匠はチャターにチェンジしあっさりキャッチしていましたよ。

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フラチャットに付けられたぶちゃいくなのはデスアダー6インチ風に師が自作したものらしいですw

 

僕は翌々日も亀山インです。この日も雨予報。朝はそれほど雨脚は弱かったのですが、まずは猪ノ川を目指します。あ~、やっぱり流れてないし水質もクリアです。バスの姿もちらほら見える程度。猪ノ川を出て有望箇所を周り9時過ぎから雨が強くなってきました。何度もボートから水を汲み出し再度猪ノ川に向かいます。岩の上島を過ぎた辺りから水が濁りだし、長崎近辺ではものすごい流れを感じることができました。


はい、完全にプライムを逃しましたね。82ポンドのエレキで100%にしても通常の30%くらいの速度。水位も半日で1m近く上がり、朝は岸だった場所もゴージャスなカバーになっていました。こんな時だけ魚が入る場所があるのを思い出したのですが、おりきさわボートの桟橋が水没するかもしれないとのことで、あえなく早上がりとなりました。あんなに流れている亀山ははじめて見ました。逆にあの時点で上がってなかったら危険だったかもしれないですね。安全を最優先に考えないといけないですね。ちなみに、ノリオ師匠と釣りをしていた場所で翌日に崩落があったようです。img_4585

猪ノ川上流から見たスロープ前です。「ここの崩落だいぶ流れちゃったよね」といいながらノリオ師匠と釣りしていた場所です。

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つい最近、崩落にヒットしたおりきの10ftボート。増水の速度も半端ないっす。

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おりきさわボート店長の判断が大正解。片付け終わってこの橋を渡るときはカートのタイヤが1/3ほど浸かっていました。無理は禁物!僕も肝に銘じないと。

 

 

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