たまには宣伝ブログ!ということで紹介させていただきたいのがこのDVD(デザイン段階のジャケット)。
JBトップ50では7年ぶりにワールドチャンピオンに返り咲いた大ちゃんですが、そんなタイミングで新しいDVDがリリースされました。なぜ当ブログで?ですよね。じつはこのDVDは僕がプロデューサーとしてお手伝いさせていただきました。普段、感情を表に出さない大ちゃんですが、ジャケットにあるロクマルをつかんだ瞬間はこれまでに見たことのないくらい歓喜を爆発させていました。まあ、そのシーンは実際に観ていただけるとわかるのですが、極寒の、しかも初場所となる津風呂湖で自身の取材記録となるビッグフィッシュをキャッチしているんですから、そりゃあそうなりますよね。
江口俊介と大ちゃんのDVDを㈱地球丸に提案したのはかれこれ6~7年前かな。けっきょくその時は別の人が大ちゃんの作品を担当することになってしまったのですが、このタイミングで関われて本当によかったと思います。青木大介のDVDにはディーズ・スキャンダル(内外出版社)やシリアス(つり人社)といった名作シリーズがあります。タレントはもちろんのこと、製作スタッフもよく知っているのですが、本当にどれも名作というに相応しい作品ですよね。当DVDの企画を本人に提案した際も正直渋ってはいました。何度もミーティングを重ね完成したのがバストイックです。
BASSTOIC……常に進化し続ける青木大介の釣りを間近で見て思いついたのがこのタイトルです。辞書で調べても出てきません。なぜなら、BASS FISHINGとSTOICを掛けた造語だからです。我ながら彼にぴったりのタイトルだなと思うのですが、いかがでしょうか。前半はドキュメンタリータッチでモンスターにたどりつくまでのシーンを余すことなく収録しております。真冬のリザーバーで集中力をキープできる精神力は半端じゃありません。僕はその日に菊元さんと奥村さんの電話インタビューのアポがあったので、一時下船する予定でした。釣れたときに備え、ディレクターにスチールカメラの使い方を説明しているさなかに動きがありました。カメラ船から200~300mは離れていたのかな。遠目からみても半端なサイズではないことがわかるあのバスは、僕の中でも忘れることのない感動の1匹となりました。後半はポストスポーンシーズンの西湖です。前半のロクマルの印象があまりにも強烈なため際立つ場面は少ないように見えますが、トップで50cmアップや攻めのフィネスなど、ためになる釣りが収録されています。動く本気の青木大介、必見です!
前編のロケは1月下旬。現地入りして衝撃の事実を知らされました。なんと、2015年に入って津風呂湖ではまだバスが1本も上がっていないというではないですか!?
2015年津風呂湖1本目のバスは大ちゃんがキャッチ!しかもロクマル4kgオーバー!! 苦労を重ねて導き出したモンスター。この表情からもわかるように、心から感動の魚です。
こんな事件があったため電話インタビューを1時間以上遅らせてしまいました。菊さん、奥村さん、あの時はスミマセンでした。
インタビューを終え湖上に戻ると吹雪になっていました。それでも大ちゃんはストイックにキャストを続けました。
ディレクターはデプス好き天然キャラのヤマちゃん。エグシュンのDVDも彼のチームで製作させていただきました。
ネタではなく、こんなことを普通にやってしまう天然っぷりですw 僕の細かいわがままな修正や指示を、嫌な顔ひとつだけしながら完璧にこなしてくれるんですww
ロケ地の宿泊先はこんなホテル。早朝出発するクルーと入れ替わりにアベック(最近のツボワード)が入ってくる日もありました。いちおうビジネスホテルのくくりに入っていたんですけどね。
ちょうど完パケのタイミングでツイッターのタイムラインに飛び込んできたポスト。すぐに本人に電話して、あの魚超えちゃった?と確認してしまいましたw
JBトップ50最終戦最終日。仲間からシャンパンを浴びる大ちゃん。こちらもいい表情してますね。きっと心のスマイルでしょう。
BASSTOIC(バストイック) SEASON 1 厳冬の津風呂湖編/初夏の西湖編 |