ありがたいことに、この数か月は取材に追われる毎日でブログを後手に回しがち。低更新率にもかかわらず毎日訪問してくださる皆様ありがといございます。アップしていないブログも含め、不定期ながら続けていきますので今後ともよろしくお願いいたします。
ということで、先日のバスクリニックのお話です。今回の患者さんは亀山に足しげく通う、ベテランの野浦さん。「他の人が釣れるのに自分には何が不足しているのか?」を探るカバーゲームと、プリスポーンのメスを選んで釣る方法がテーマです。プリスポーナーの釣りはほんのわずかなタイミングだったりレンジについて、また、亀山みたいなリザーバーならではの盲点について解説させていただきました。なかなか思い描いたようにいかないのがバスフィッシングのおもしろさですよね。たぶんですけど、JBトップ50早明浦戦の初日に北君が釣ったビッグフィッシュ同じ釣りじゃないかな。早明浦や亀山にはあって琵琶湖にはない行動パターンだと思います。出船してまもなく、まずはピッチングのフォームから見直しです。フリッピンスティックで一日中1オンスシンカーのテキサスで撃ちまくっても疲れない方法を覚えてもらいました。
カバーのほうについては、出船前にリグのシステムとフックとワーム素材の重要性をレクチャーさせていただいたのですが、逐一ノートにしっかり書き込んでいらっしゃったのが印象的で熱意を感じられました。当日は若干肌寒く、カバーはヘラスポーンに支配されるという状況でした。
ということでヘラが指してないエリアでカバーを撃ちまくります。野浦さんの愛竿はGルーミス。僕も長いこと使っていたのでそのよさがわかります。久しぶりに触らせてもらいましたが、独特のねばりがいいですね。個人的にはGL3くらいの弾性が好きです。フリップにはGL2かな。
午後はエレキを踏んでもらいながらクリニックします。僕が後ろから見ることで気づかなかった細かい点が見えてきたりします。ピッチングのフォームも朝よりもはるかによくなりましたね!事実、下船後は「いつもより体が楽です」と言っておられました。
クリニックのスケジュールは出しておりませんが、随時受け付けておりますので気になる方はお気軽にお問い合わせください。野浦さん、また湖上でお会いしましょうね。
バスクリニック
おまけの50㎝アップ。野浦さんが前で撃ってるすきにブルフラット4.8でキャッチです。「ヘラがスポーニングに入ったら、やっぱりこういうことなんだよな~」と再認識させてくれたバスでした。亀山のコイスポーンは僕が好きな釣りとかぶらないから平気です。むしろ、水が濁るからプラスになるかも。